施術について

治療で失敗することなく症状を改善させる方法

治療家は、一生必死に勉強し技術を磨き続けることで、患者さんのつらい症状を改善に導く職業です。

しかし、しっかりとした考え方で治療しないと、患者さんをよくするどころか症状を悪化させてしまうこともある、とてもリスクのある職業でもあります。

1度の誤りが、取り返しのつかない事態を起こしてしまうかもしれません。

治療で失敗しないために必要なことは、身体全体を診るということです。

身体全体を診るとは?

治療家というものは不思議なもので、勉強をしていくにつれて知識がつき、どんどん細かく考えるようになります。

それはそれでいいことなのですが、細かく考えすぎることによって大きなものが考えられなくなり、今までうまくいっていた治療がうまくいかなくなる場合があります。

例えば、荷台の右側に荷物を積み過ぎて右後ろのタイヤがよくパンクしてしまうトラックがあるとします。このとき、多くの人がタイヤの素材や空気圧、路面状況などに目が行きがちです。

荷台の右側に荷物を積み過ぎていることがパンクの原因と考える人はほとんどいません。

しかし、トラックの荷物の積み方を改善しないと、何回タイヤを交換しても何回もパンクが起こってしまします。

人間の身体でも同じように、痛い部分だけを考えて治療しても、一時的に楽にすることはできるかもしれませんが、何回も痛みを繰り返してしまう事態に。

多くの治療家の方は、痛い部分だけに目が行きがちです。

ただ、保険治療の範囲では痛い部分がメインになってしまうのも事実。

しかし、患者さんを本気で治そうと思うと、身体全体を診る必要があります。

まず何からはじめるべきか?

身体全体を見ると言っても、難しく考える必要はありません。

まずは身体の各ランドマーク(指標)の上下関係、前後関係を左右でしっかりと触診、比較すること。

特に脊柱は、脊柱の状態を把握することで、身体全体の状態を把握することが可能なのでとても重要です。

背骨から神経がでて、全身をコントロールしています。

と言うことは、逆から考えると、

「脊柱は全身の情報が反映されるところ」です。

異常がある領域に関係する椎骨にはズレが生じます。

だから脊柱を見れば全身の状態を把握できるのです。

膝が悪ければ下部胸椎~腰椎の間に脊椎のズレが見つかるでしょう。

そのズレを治せば膝の可動域が増大し、痛みがなくなります。

それくらい身体は正直です。

でも、椎骨のズレには、“しっかり治療しなければいけないズレ”“治療してはいけないズレ”がありますので、判断を間違うと治療を失敗してしまいます。

だから下手な人のところに行くと、症状が悪化してしまうのです。

それについてはまたブログを書きたいと思います♪