不眠

不眠症で学校に行きたくない

不眠だけでなく、学校に行きたくない学生さんはたくさんいると多いと思います。
眠れないとやっぱりしんどいですし、行きたくない気持ちもわかります。
特に高校生中学生の時は難し時期ですから。

大学みたいに簡単に学校辞めまーす。なんて言えませんし。

あと1日休んだら留年確定の女子高生

先日17歳の高校2年生の女の子が来院されました。

寝付きが悪く朝起きるのがつらくて学校に行けていないと。
11月時点で、3月までにあと1日でも授業を休むと単位が取れなくて留年確定。
学校に行っていないせいで、クラスに仲のいい友達はほぼいない。
違うクラスにはいるけど・・・。
どうにかして眠れるようになって学校に行ける体になりたいと来院されました。

そうなったきっかけは恋愛らしいですが、ややこしすぎるので割愛します。

しかし、きっかけは恋愛ですが、問題は単位が取れなかったときのことのせいでした。

本人的には、専門学校に行きたいので高校は卒業できたらいい。
でも、一年遅れたくはないということでした。

だから、留年するくらいなら今の学校を辞めて編入して定時制に行くのでもいいけど、
2年生をやり直して専門学校の入学が遅れるのは嫌。

となると今の学校を休まずいかなければいけない。

なかなか難しいですよね。

普通の教育ママとかであれば
1日休まず学校に行けと言うか、
留年してでも高校は卒業しろ
もしくは、定時制に編入してでも高校卒業するべきと言うと思います。

でも、正直言うと、一日も休めないというのはすごくプレッシャーですし、
クラスに仲がいい子がいないわけです。

その状況で学校に行くというのは高校生にはできることではありません。

留年してでも卒業目指したり、定時制に編入して卒業目指したら専門学校入学が遅れてしまいます。

きっと専門学校に同じ学年で入学したい人がいるのだと思うのですが。
だからどうしても入学時期が遅れる訳にはいかない。

と考えると、その二択ですごく悩んでいるわけだから、

もう一つ選択肢ができてやる気が出れば、なにか変わるのではないかと思うわけです。

定時制高校以外の選択肢

大学や専門学校に入るためには、高校を卒業している必要がある。
全日制でも定時制でもいいけども。

と思っている人が大多数だと思います。

でも、実際には高校卒業している必要なんてありません。

高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があると認められていれば大丈夫なんです。

それを認めてくれるのが、高等学校卒業程度認定試験

以前は、「大検」と呼ばれていたもの。

これさえ取れば専門学校や大学・短大の入試を受けれるわけです。

8月と11月に試験があるので、その試験に通れば、今学校を辞めたとしてもその子と同じ年の子が受ける入試を受けることができます。

だから、このまま頑張って1日も休まず高校に通うにしても、
留年して同じ学校で2年生をやり直すにしても、
定時制に編入するにしても、

高等学校卒業程度認定試験さえとれたらその年に専門学校の入試受けられるよ。と。

そんなことを話しながら施術をしていたら体がかなり緩み、笑顔で帰って行かれました。

今は高等学校卒業程度認定試験の勉強を考えながら、休まず高校に通っているそうです。

おそらく最悪の状況を回避できることがわかったので肩の荷が下りて通えてるのだと思います。

よかった。

本当に大切なのは理解者

実は私も、高校にほとんど行っていませんでした。
遅刻早退は当たり前。

授業行かずに部活だけは行くという意味のわからないこともしていました。
すべての授業が嫌いだったから。

正直高校を辞めてやろうとも思っていました。
だから、学校に行っていない人の気持ちがとてもわかるんです。

難しくて授業について行けなかったとかではなくて、
正直に言うと、膀胱関係です。

高校2年の冬くらいに神経因性膀胱、過活動膀胱という病気にかかりました。

高校は一コマ50分の授業でしたが、50分尿意が我慢できるような気がしなくて、授業直後から「トイレに行きたくならないかな?」と考えて焦っている感じ。

そんな時は寝てたらいいだろうと思って机に突っ伏して寝てみても、
「あれ?おねしょしたらどうしよう。それこそ学校に二度と来れないよな」という恐怖に襲われて寝てられないんです。

だから授業が嫌になって学校に行かなくなりました。

何とかしようと病院に行っても「気のせい

親や兄弟にも、「気のせい、学校行け」の一点張り。

本人はつらいのにだれも理解者がいない。

本当につらいんです。

学校も辞めてしまおうかと思いました。

そんな時に私を救ったのが友達であるOくん。

ちょうど同じ時期に私と同じ症状で悩んでいたんです。

しかも私よりもかなり重症で。

そのとき、「おれなんか全然たいしたことないな」と思ってしましました。笑

でもトイレに行きたくなるのが治ったわけではないので、2年生の間はかなり休みました。

3年生になってからも週に2日くらいはきっちり休みます。

だから休み過ぎて出席日数が本当に危なりました。

現代文の先生に呼び出されて、「このままだと単位取れないよ。留年だよ。」と。宣言されたのです。

でも現代文の先生は担任じゃなかったので、担任のTのところに本当に出席日数がまずいのか聞きに行きました。

すると担任Tは、

おまえそんなこと気にしてるのか?石川らしくない!一ヶ月休んでも大丈夫だよ!

と言ってくれたのです。

だからスタンスを変えず、一生懸命休みました。笑

でもその一言ではなく、説教のような一言が返ってきていたら、その場で学校を辞めていたか、留年して学校を辞めていたと思います。

だから担任のTには感謝しかありません。

本当にOくんと担任のTがいなかったら今の私はないなと心から思います。

あのタイミングで、理解者ができて、ピンチを笑い飛ばしてくれる人に出会えたからこそ病気を改善できたのです。

悩んでいる人に寄り添うことができるのは、病気のつらさを理解してくれたり、相手を否定しない人。

理解者だと思います。

そんな人に出会えると人生が好転するのではないでしょうか。