昼寝のすすめ
日中に起こる眠気は、前日にたくさん寝ていても起こるものです。
退屈な時は特に。
ひたすら眠くなりますし、目を閉じておけば時間はすぐに過ぎますし。
眠気が起こった時に寝るのが一番気持ちがいいのも事実です。
できることなら眠気が起こった時にすぐに寝たいもの。
人は元々昼寝をするようにできていると言われています。
今回は昼寝について解説していきます。
昼寝(仮眠)にも種類があった
昼寝が海外では日常に取り込まれている地域もありますが、
日本では昼寝と言うと怠け者がするものと言うイメージがまだまだあるかもしれません。
昼寝も使い方によっては仕事の効率を上げることができ生産性が上がります。
昼寝にも、状況や性質によって種類があることをご存じでしょうか。
睡眠不足の翌日に、睡眠不足を補う目的で行う昼寝を補給睡眠。
今のところ不足はしてないけど、これから夜勤だし夜勤に備えて寝ようと言うのを予防仮眠を呼びます。
特に不足もなく楽しむためややることがなく行う仮眠が付加仮眠です。
保証仮眠や予防仮眠では長めの時間が好まれますが、付加仮眠では短い時間が好まれます。
昼寝は普通の睡眠よりも数倍気持ちいいもので、ついつい寝過ぎてしまいがちですが、
日中にあまり長く昼寝しすぎると、頭がぼーっとしてしまい逆に仕事の効率が落ちたり、夜に眠れなくなったりと、デメリットが出てくることがあります。
だから日中の昼寝は20分くらいがいいと言われているのです。
昔から工事現場では仕事中のミスによる事故を防ぐため、昼寝をしていたようです。
現場の安全管理の上でも重要な意味を持っているのですが、
最近では午後の昼寝を取り入れている会社が増えてきています。
ただ、午後に仮眠をとるというと、昔の人達はまだまだ怠けていると受けとりがちです。
しかし、仕事の効率が挙がることを考えれば、周りの目は気にせず昼寝をするべきかもしれません。
昼寝の特性を知り、日常生活で昼寝を活用することをおすすめします。
昼寝の前にカフェインで効率よく昼寝
昼寝の推奨時間は20~30分と言われています。
でも20~30分では満足した昼寝なんてできませんよね?
少なくとも1時間以上は寝たいものです。
私のおすすめする昼寝は、昼寝の前にカフェインをとる方法。
最近では結構知られてきていますが、覚醒をもたらすカフェインが効き始めるのは30分後。
だから30分昼寝をするとして、昼寝が終わる30分後にちょうどカフェインが効き始めて寝起きがスッキリするというアレです。
昼寝前のカフェインで、午後の生活と仕事の質を飛躍的に向上させることができます。
これは働く方だけではなく、学生さんにお勧めです。
特に受験生は、休憩時間もひたすら勉強もアリですが、休憩中はしっかり休んで勉強の質を高めることをおすすめします。