毎年冬になると気持ちが落ち込んだり、やる気が出なくなるのは【冬季うつ病】ですよ
天気が悪いと1日暗い気持ちになって気分が上がらない。
雨の日はなんだか何もする気が起きずにだらだら過ごしてしまう。
どんよりとした雲を見ると気持ちまでどんよりしてくる。
という方は多いのではないでしょうか??
実は、気候因子が不安や怒りなどの感情に関係していると言われていて、
天候が感情や行動に影響を及ぼすという多くの研究があります。
天候と感情の関係
北国ではうつ病が多いと言われています。
特に冬季のうつ病。
冬になると気持ちが落ち込んだり、疲れやすくなったり、集中力が低下したり。
こういった症状が出たら要注意です。
秋から冬にかけて症状が現れるこのうつ病は、マリッジブルーならぬ「ウィンターブルー」と言われています。
「季節性感情障害」とも言われ、北国では割と一般的です。
理由として、冬はどんよりした空模様で日差しがほぼなく、日照時間も短いため。
季節性のうつ病は、朝の日光を浴びると改善しやすいと言われていますが、朝も昼も光がなくそこまで効果がないかと思います。
雪深い地域では一階の窓が雪で覆われて光が入らないことも普通ですから、光を浴びることが難しい場合があります。
実を言うと、私の出身は新潟で、毎年冬になるたびにうつ病にかかっていました。
うつ病と言っても季節性のものですし、今考えれば軽めだったかもしれません。
地元新潟の冬は、先ほど書いたように、朝の光が弱く朝という感じがしないのです。
さらに一年を通して青空が少なく、冬は青空が見られることはほとんどありません。
見られても、どんよりとした灰色の雲の間から少しだけです。
雪がそんなに降る地域ではなかったので、一階の窓が雪で覆われることはありませんでしたが、
それでも、一日中暗いのは事実。
そんな暗い気候のせいもあって北国の人は明るい性格の人がほとんどいないのだと思います。
話がずれましたが、
日光も弱い、どんよりした雲のもと、太陽の光を浴びれば季節性のうつ病は改善しますよ!というのは学術的にであって現実は違います。地域の気候によっては日光を浴びたくても浴びれないのです。
でも、日光を浴びれば実際に改善します。
私は新潟から脱出して大阪に住み始めたとたんに気持ちが明るくなり、冬季のうつ病にならなくなりました。
さらに一年中きれいな青空が見れるので、人間的にも明るく前向きな人間になりました。
大阪は空が青いんですよ。太陽の光も新潟より強いし。
気温と感情
天気だけではなく気温でも感情が変化します。
暑いところに行けば皆さん陽気ですし、寒ければ極力何もしたくないから陽気にはなれません。
寒い場合は、このように険しい顔になります。
間違っても下の写真のようにはなりませんし、できません。
なれるのは子供くらいのものです。
寒いときはどうしても体が縮みあがりますので体は緊張して表情もこわばり心にも余裕がなくなります。
暖かければ筋肉は緊張せず緩むため、気持ちも緩くなるのです。
沖縄の人達がおおらかなのは気温が高いおかげかもしれません。
着る服によっても感情が変わる
やはり開放的な服を着ると開放的な気分になります。
冬は寒く着込むため、とても開放的な気分にはなれません。
また、サイズ感も感情に関係すると言われています。
きついタイトな服であれば締め付け感が強くなりイライラしやすくなると言われていますし、
ゆったりしたサイズは締め付け感がなくゆったりと着ることができて心もゆったりします。
そして色ですが、着る服が明るければ気持ちも明るくなりますし、暗い服であれば気持ちは少し落ち着いた感じになります。
まとめ
気候や着る服、服の色によって感情が変わります。
冬にうつ病になってしまうと言う方は、気分を変えるために暖かい場所へ行ってみるのも選択肢です。
また、普段着ないような明るい服を着るのもいいと思います。
落ち込まないようにする方法ではなく、少しでも明るくなれる方法を考えると気持ちが変わります。