2020.02.22

睡眠薬を使わずに不眠を改善するために私が試した方法

iclinic78

私は22歳の時に、歯科の治療で失敗したのがきっかけで不眠にかかりました。
歯が痛いと言って歯医者に行ったのに、埋まっている親知らずのせいと言われ、親知らずを抜かずに、痛みのある歯を少し削られて痛みが悪化。
歯科でいう咬合調整というものらしいのですが、なにも説明されず勝手に歯を削られて痛みが増したことによって、半端ない不満感と後悔でその日以来眠れなくなったのです。
歯並びには自信がある方で、永久歯に生えそろってから虫歯もなく、まさか自慢の健康な歯を削られるとは思ってなかったのと、もう二度と元には戻らない悔しさで本気で歯科医院を潰しに行こうかと思いました。
ちょうどそれが私の23歳の誕生日の3日前。
散々な誕生日を迎えたことを今でも覚えています。
今回書くことは眠れなくなった私が、眠るために試してみた方法です。
眠れなくなって不安を抱えてる人にとって何かが伝わればいいなと思います。

睡眠薬

1回服用して、少し眠れた感じはしましたが、起きた時の感じが睡眠薬なしで眠っていた時とは全然違っていたので、これは飲まないほうがいいなと判断しました。
それ以来一度も睡眠薬を飲んでいません。
今考えれば多少飲んでおいても良かったとも思いますが、体の勉強をして整体で体を治そうという仕事をしていたので、睡眠薬を使わず治せるはず！と信じて疑わなかったです。

お酒

より強いお酒を使いましたが効果ありませんでした。
眠れない時は眠れない。体と心の緊張はほぐれる感じはあったような気もしますが。
ただ、お酒を飲んだ次の日は睡眠不足もあり体が本当にだるいのでお酒で眠ろうとするのはやめました。
元々お酒に強くないのと、まだお酒を飲めるようになったばかりでそんなにお酒自体を好きではなかったため、積極的にお酒を飲んで寝ようとは考えなかったのだと思います。
30歳の現在、同じ状況になればお酒で眠ることを考えるかもしれませんが。
お酒を飲むとたしかに眠りやすくなる時はありますが、やはり睡眠が浅くなりがちなので、おすすめはしません。

泣く

眠れなくなった原因が歯科での治療の失敗です。一種のトラウマのようなものと考えたので、泣いて忘れたらいいのではないか？と考えてひたすら泣いてみました。
泣き方とか全然わからずはじめのうちは全く泣けません。いろいろ思い出したりしてやっと泣けるようになりひたすら泣いてみましたが、翌朝目が腫れるだけでした。
泣いて忘れるのも大事ですが、23歳不眠症の私には効果がなかったようです。

運動

23歳の時の私は自分自身の健康を気にしておらず、運動しなければという考えは、不眠症になってからも不眠になる前からもありませんでした。
眠るためには運動が大切と言われましたが、眠れていないのに運動しようという気持ちは起こりません。

思考停止状態でどんどんネガティブなことばかり考えていました。
でも多少歩けば気分はまぎれます。
ただ眠れないのは眠れないです。
原因が精神的なもので考えすぎて眠れないのが大変大きなウェイトを占めているので、運動くらいでは眠ることはできませんでした。

しかし今では、マインドフルネスウォーキングをする事で気分がまぎれて気持ちよく歩けるような感じがするので、マインドフルネスウォーキングを試してみるかなと思います。
実際、何か新しいことをしなければいけない！という思うとなにも始めることはできません。
体が良くなって眠れるようになれば心に余裕ができて、自然と運動してみようかなという考えが出てくるのです。
だからそれまでは焦らないことが重要。

サプリメント

ビタミン、亜鉛、鉄分など飲みましたが、根本解決にはならなかったです。
たしかにストレスを受けると栄養素は使われて減ってしまいます。
減った分を補っている程度の意識で特に効いている感じもしませんでした。
栄養不足で睡眠になったわけではないので当然といえば当然です。
ただ、重度の不眠ではなく、睡眠がそこまで悪くない時には効果的なのかなと思います。

整体

これは1番効きました。
整体院で働いてたこともあり、体を整えることで睡眠を改善するという考えはかなり身近な存在でした。
精神的にダメージを受けていると背中がパンパンに張ってきて姿勢も丸くなりネガティブな感情しか生まれなくなります。
整体を受けることで背中が緩み、とてもリラックスできました。
睡眠もその日は久しぶりに深く眠れた気がします。
しかし、時間が経つとやはり眠りにくくなるのでまた施術してを繰り返して徐々に眠れるようになっていった感じです。