睡眠で忘れがちなのが、温度と湿度
部屋の中や布団の中の温度と湿度は、どのくらいがいいのかと考える方は意外に多いかもしれません
最適な布団の温度は33度、湿度55%が理想と言われています。
最適な温度については夏場で約25~26℃、冬場は約22~23℃
湿度は55%程度が理想です。
実は室温が最適温度から5℃あがったり下がったりすると、深い睡眠が20%も少なくなってしまいます。
中途覚醒は5倍になってしまうと言われているのです。
それくらい温度と湿度は大切。
しかし、人間の体は夏が来れば暑いのになれていきますし、
冬になれば寒いのになれてくるので、暑さ寒さに対しては耐性があります。
かといって部屋が暑いまま、寒いまま眠ってしまっては睡眠の質を落としかねません。
適温を保つことは睡眠の質を確保する上では忘れてはいけないものです。
寝室の作り方
寝付くときに最適な温度環境にして、朝までその温度を保つのが理想です。
夏にエアコンを使って眠る場合、エアコンをかけっぱなしにすると良くないので、寝る前に部屋を冷やしておき適当な時間にタイマーをかけて眠ると言う方法が提唱されています。
しかし、エアコンをタイマーで切って眠ると、エアコンが切れた後に暑くて起きてしまう可能性があります。
中途覚醒は睡眠の質を著しく低下させるため危険です。
エアコンになれていない方はエアコンをつけっぱなしにして眠ることに抵抗があるかもしれませんが、
冷えすぎないように温度を調整して眠れば、朝までつけていても不調は特に起こりません。
それどころか、湿気なく過ごすことができるので、朝の目覚めがすっきりします。
また、布団は湿気がたまりやすいので抱き枕などを使って風通しをよくするのも効果的です。
冬の場合は、電気毛布を使って寝たり、エアコンを使って眠ると、水分調整が難しくなるため、
喉が渇いたり喉がガラガラになってしまいます。
だから、適度に加湿をするのがおすすめです。
すきま風は大敵
睡眠時のすきま風はとても危険です。
睡眠中は汗をかいて体を冷やしていきますが、そこに隙間風が当たると体が冷えすぎてしまいます。
風邪を引いたり、寝違えたりしてしまう原因になるので、すきま風には十分に気をつけましょう。
また、同じ理由で扇風機の風邪が直接体にあたっても同じことが起こりますので、睡眠中の扇風機も十分に気をつけましょう。
扇風機の風は壁にあてて気流を作り間接的に体を当てるようにすることをおすすめします。