うまく睡眠薬を減らす方法
長年睡眠薬を飲まれている方も、最近睡眠を使い出した方も、気になるのは睡眠薬のやめどき。
これから睡眠薬を何年も飲み続けるのは嫌だな~と思われていることでしょう。
そんなに副作用もないしお酒を飲むのと変わらないから死ぬまで飲み続けても大丈夫という意見もあったりしますが、
やっぱり睡眠薬を使って眠るのと、睡眠薬を使わず自然に眠るのでは少しどころか全然違います。
できるだけ早く睡眠薬から卒業できるようにするべきです。
今回のブログでは、睡眠薬をやめるタイミング、やめ方を解説します。
これから睡眠薬をやめようと考えている方の参考にあれば幸いです。
睡眠薬をやめるタイミング
できるだけ早く睡眠薬をやめたいのもわかります。
しかし、不眠が改善していない時期から薬を減らしたりやめたりするのはお勧めできません。
寝つきが良くなる→数時間眠れるようになる→睡眠に自信がつく→薬を減らしてみようかな~と思う→実際に睡眠薬を減らす、やめる→やった!眠れた!→薬なくても寝れるわ!
という経過が理想的です。
1番大事なのは、あなたの中で薬を減らしてみようかなぁ~という気持ちが出てくること。
その気持ちが出るためには、睡眠薬を使ってでも睡眠ができていることが必要です。
睡眠薬が効かず不安な気持ちのまま薬をやめてもいいことは起こりません。
睡眠薬を使ってでも安定して眠れるようになってくると睡眠に自信がつきます。
その結果として、普通に眠れるかも!薬減らしてみようとなるのです。
断薬・減薬を焦らない
長く飲んでいると依存する、副作用が怖いなどの理由から、すぐに睡眠薬をやめたいと気持ちが焦りがちですがよくありません。
もちろん、早く睡眠薬の量が減ったり断薬できることはいいことです。
しかし、早く睡眠薬の量を減らそう、断薬しようと考えてしまうと、
今よりももっと眠れなくなってしまい、いつまで経っても睡眠薬の量を減らすことができなくなります。
まずは睡眠薬を使ってでも眠れるようになること。
それが大事です。
急に全てをやめようとしない
たまに独自の判断で睡眠薬をすべて断って眠ろうとする強者がいらっしゃいます。
たしかに、急にすべてをやめて睡眠改善に成功している方がいるのは事実です。
しかし、そういう方の多くは2~3日、ひどい人では7日くらい一切眠ることができず、つらい思いをされます。
そのまま眠ることができればいいのですが、運が悪いと眠れないことにより体調を崩しかねません。
だから睡眠薬をやめるにしても少しずつ減らすことが必要です。
私が不眠の時は、睡眠薬に頼らずに治したかったので2~3日飲んだだけであとは一切飲まずに頑張りました。
案の定ほとんど眠れない日がずいぶん長く続いたので、睡眠薬を服用しながら治したら良かったかなと今は思います。
今考えれば、あのときは早く治したい気持ちと、薬に頼りたくない気持ちで無茶をしていました。
無理な断薬・減薬は危険な場合があります。
ご自身の判断で睡眠薬を減らしたり断薬しようとはせず、しっかりと担当の先生と話し合いの上実行してください。
まずはできることから一つずつ試してみましょう。
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