2020.02.20

不眠が体に与える影響

iclinic78

最近眠れていなくて不安な人「最近全く眠気が来なくて寝ようと思っても寝れない…。このまま眠れなかったらしんでしまうかも…。このまま眠れない日が続くと私はどうなるの…。」
こういった疑問に答えます。
成人の約5人に1人が睡眠の問題を抱えると言われている現代社会。

また、20〜40％の人が不眠や睡眠の質の悪さを認めています。

そんな状態でこのストレス社会を生き抜くためにはかなりのリスクがあるのです。

今回は不眠によって眠れないことによる健康リスクをまとめました。

不眠で悩むすべての方に何かしら伝わればいいと思います。

集中力低下

睡眠が不足すると集中力や記憶力、判断力が低下します。
その結果、仕事でミスをしたり、大事な会議で眠ったり、運転中に居眠りをしてしまうことで、あなただけでなく関係のない人を巻き込んだ大事故につながりかねません。
寝不足での運転は、飲酒運転と同じくらい危険と言われています。
また、チェルノブイリ原発での事故は睡眠不足によるミスと言われています。
睡眠不足による作業効率低下、損失は計り知れません。
たかが睡眠不足が人生を狂わせるような大事故につながるかもしれないのです。

生活習慣病や癌のリスク

慢性的な睡眠不足は、記憶力や理解力と言った脳の機能の低下だけでなく、体内のホルモン分泌や自律神経の機能にも大きな影響を及ぼします。
例えば寝不足の状態が続くと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減り、食欲を高めるホルモンの分泌が増えることで、食欲が増してしまいます。
そのため体重が極端に増加してしまうことがあります。
それだけではなく、不眠になどの睡眠障害の人は、糖尿病や心筋梗塞、狭心症と言った生活習慣病や癌やうつ病にかかりやすくなるのです。
健康リスクはそれだけでなく、短時間の睡眠をしていると寿命まで縮んでしまいます。
それくらい睡眠というのは人間にとって重要な物なのです。

精神の異常

睡眠が不足すると心が病みます。
何も楽しいことが考えられず笑うことができなくなってしまうのです。
また、気力がなくなり何もやる気が起こらなくなります。
その状態で毎日眠れなくなるとどんどん気が滅入っていき、最終的にはうつ状態に陥ります。
眠れないだけでそんなことが起こるかい！と周りの心ない人達は言うかもしれません。
眠れないストレスと、眠れないことによって脳をリセットできないので気分はどんどん落ちていくのです。
つらさを理解してもらいにくい病気ゆえ、さらにつらい思いをして落ち込んでしまいます。
だからそんなときは、あなたの悩みを理解してくれる人とだけ付き合いましょう。
「私は眠れているのにあなたはどうして眠れないの？普通に眠れるでしょう？」

と心ない言葉をかけてくる人とは不眠が改善するまで関わらないようにするのが一番です。